前回に引き続き、あんこの魅力をもっと広げたいと思い、手作りあんこを3種類、炊き比べをしました。参加者は4名。私を入れて5人で調理室でことこと小豆を煮て白玉だんごや大福作りもして、とても満足度の高い時間となりました♪
開催レポートの前に、いまいちど、あんこの材料となる”小豆”の栄養と効能について見ていきましょう。
~小豆の栄養と効能~ 魅力は、小さな粒にあふれるその抗酸化力!
主成分は炭水化物とたんぱく質。小豆のたんぱく質は必須アミノ酸のリジンを多く含みます。ビタミンB1,B2、カリウム、食物繊維も豊富。皮に含まれるえぐみ成分のサポニンも注目すべき成分。ポリフェノールも含まれます。鉄分やカルシウムも豊富に含まれます。 【効能】老化や生活習慣病の予防、美肌効果(サポニン、ポリフェノール)むくみ、高血圧の予防(カリウム)、便秘解消、コレステロールの上昇抑制(食物繊維)、骨粗しょう症予防、貧血予防 参照:『きちんとわかる栄養学』(西東社)、豆の水野ウェブサイトより
抗酸化力が豊富で、美容と健康にいい、ということを覚えていただけたでしょうか。
あんこ研究会第2弾!
第2回めのあんこ研究会で、味比べをした小豆の品種は、下記の3種類です。
・北海道産きたろまん小豆 120円/100g
・北海道産しゅまり小豆 176円/100g
・北海道十勝産えりも小豆(特別栽培)200円/100g

前回同様に、小豆200gに対し、砂糖(今回は上白糖とグラニュー糖を半々)100g、瀬戸内の花藻塩をほんのちょっと隠し味にして作りました。
小豆を茹でてみると、小豆の薫りがふわっと広がりそれだけで美味しそう!そして、ゆでる前の小豆はどれも見た目は同じでしたが、色もだいぶ違ってそれぞれの特徴が出てきました。


まずは、出来上がった3種類の小豆のあんこを一口ずつ味見をしてみたところ、舌触りなどがそれぞれ異なっていたり、濃厚さやあっさりした感じなど、すこしずつ違いを実感。
5人で出された感想はこんな感じでした↓
【きたろまん】
・ゆであがった小豆の色:赤みがかかっている
・食感:あっさり
・味は、まろやかで食べやすい、なんていうか”丸み”がある感じがする
【しゅまり小豆】漢字では朱鞠と書きます。
・ゆであがった時の小豆の色:深くて濃い紫、黒に近い。
・食感:ほくほく
・和菓子職人が好きそうな素朴さのなかに上品さを感じさせる味
【特別栽培えりも小豆】
・ゆであがった時:艶がひときわある
・食感:味とともに濃い
・味は万人ウケする、くせがない、食べなれたあんこの味



今回は、米粉パンを作るのが上手な方が、ふわふわでもちもちの米粉食パンを焼いてきてくれたり、お料理上手の方が白玉団子を作ってくれたり、わたしは庭で摘んできたよもぎをすりつぶして、白玉粉とよもぎを水でといてレンジでもちっと生地をつくり、大福に。他にも、あんこにくるみとクリームチーズを合わせて米粉ブリトーに包んでみたりしたら、もう充分すぎるお昼ごはんになり、参加した全員、満腹!
そして、参加者の皆さんに喜ばれたのは、あんことともにいただく緑茶。日本茶愛好家のわたくしKANKIKUセレクトで、しっかりカテキンを感じられる入間市の野村園さんの緑茶を淹れると、みなさん「うわ~、あんこにこの緑茶が合うわ・・・沁みる~♪」と目を細めていらっしゃいました。

3種類の小豆を炊いて、あんこにして味比べしてみると、それぞれ特徴が違うということがわかりましたが、実際のところ、どれもおいしい、という結論にはなりました。そうなんです、できたての手作りあんこは美味しいんです。美味しくなあれ、と心のなかで唱えながら煮るとなぜか美味しくなる・・・そんな気がします。
わたしは個人的に、色んな小豆であんこを作ってみて、今のところ、”きたろまん”がお気に入り。うまく説明ができないのですが”なんか美味しく感じる”のです。
また開催してほしい!というお声もいただきまして、あんこの魅力をこうやって誰かと深掘りするという時間もとっても良いものだなぁ、と感じました。
また知らない小豆の品種を見つけたら、企画して味比べ研究会を開催したいと思いますので、お楽しみに!
