小学生の長い夏休みも最終日。この夏は前半、大雨、ゲリラ豪雨、長雨と天候が不安定でしたが、晴れた日には、農園ボランティアに行っている近所の農園に、暇を持て余している我が家の2人の子どもを連れて、5回ほどお手伝いに行かせさせていただきました。汗水たらして働く大変さをしっかり体験できたかと。というのは大人の考えですが、子供たちは、「楽しい!ずっとここにいたい!また行きたい!」とすっかりお気に入りの場所に。

ピーマンの収穫、ジャガイモのブラッシング(砂落とし)、ブルーベリーの収穫と農協への出荷作業、ニンジンの収穫と片付け(秋に向けて)など。

販売後すぐに完売する人気のブルーベリー。摘み取り作業を手伝う。

ピーターラビットのニンジン!?

庭先の直売所に品出しのお仕事も。自分たちが収穫して、洗って、計って、袋詰めした野菜をお客さんが買ってくれますように、と真剣に陳列。

庭先直売所@西東京市小林農園

また、農家さんとは農作業しながら、野菜のこと果物のことを色々教えていただき、わたしでも知らないことがたくさん。例えば、”端境期(はざかいき)”という言葉。夏野菜が終わり秋の植え付けの間、ちょうど境目の時期であまり収穫する野菜がない時期のこと。こういう言葉は、この夏に覚えましたね~。

今年はニンジンがうまくできなかった・・・と嘆いていたのですが、こういう不格好なニンジンになったわけは、自然農法に近い栽培をして土壌消毒をしていないからなんだとか。なので皮をしっかりむけば香り豊かな美味しいニンジンなのですよ。

「ピーターラビットのニンジンって名前つけて販売したら良いんじゃない?」と提案したら「なるほど・・・イメージが全然変わりますね」と言いながらも、「これはすべて出荷できないので、よかったら持って帰ってください。」って。子供2人が汗水たらして収穫して洗ったニンジン、有難く美味しくいただきました!

さて、先日は夏野菜もぼちぼち終わる頃、ということで、ハウス内のトマトの苗を引っこ抜いて、片付けする作業を大人のわたしはやらせていただきましたが、これはなかなかの重労働。汗が滝のようにでました・・・ふー。

この夏たくさん実をつけてくれたミニトマトの苗も終了

働いた後に、農家のお母さんが、畑でできたスイカを切ってきてみんなで食べたら美味しいこと!

ボランティアを広く受け入れ、人も育ててくれる小林農園さん。都市部での農業は何かと課題が山積みで大変ですが、いつまでもこの素敵な農園が継続されるように、そして発展していけるように、そんなお手伝いができるといいな。