SDGs環境目標に特化した営業支援事業のKANKIKUです。前回、イベントに初出展したことを書きましたが、今日は、セレクトしたアイテムを紹介していきたいと思います。
1.日本のお茶
今年、お茶農家さんとつながりができてから日本茶をいただくことがSDGsにつながる、ということを感じました。緑茶はもちろんのこと、わたしが今年に入ってから大好きになった和紅茶。日本の茶葉で作られた紅茶です。外国の紅茶に比べて渋みが少なく、ほんのり自然の甘みが感じられます。特に、埼玉県入間市の的場園さんの和紅茶は、優しい味で9歳の娘も大ファン。
現在、一般的なディーバッグは実は不織布が織り込まれているので、プラスチックが含まれているのですが、こちらのみずたま農園さんの大容量の和紅茶のティーバッグはトウモロコシ由来のフィルターを使用しているので、その点でもエコフレンドリー。(パッケージはプラですが・・・)
2.米粉
食料自給率向上の取り組みとして、KANKIKUがおススメしているのは米粉の活用。こちらの米粉は、以前、千葉県東金市にある道の駅で見かけて、調べてみると地域の農業を守りたいというだけでなく、高齢者や障がいのある方の雇用も作りたい、という地域コミュニティを大切にした工房で作られているということで、問い合わせして仕入れさせていただきました。
しかし、米粉販売は反省点も。米粉そのものを置いても、どうやって何に使えばいいの?という声がちらほら。わたしは、インスタグラムでハッシュタグ米粉レシピ、米粉クッキングをフォローしていたので、米粉情報満載で、ママ世代の方々にはけっこう知られているもの、という思い込みがあったことに気づきました。レシピも印刷していたのですが、当日自宅に置き忘れてまうという失敗も・・・。次の機会があれば、POPに料理例の写真を載せてイメージを伝えるとか、レシピを渡せるように用意しておこう、という気づきにもなりました。
3.瓶入りクッキー
過剰包装をなくしたギフトの提案ということで、渋谷スクランブルスクエアで見つけたアイシングクッキー専門店La Pocheさんの瓶入りクッキーボトルも可愛くて入荷。個包装しないとこんなにコンパクトになるのです。そして、パリで修行されたというそのクッキーのお味は超絶品。高級国産発酵バターと和歌山のプレミアム卵を使用しているという素材にもこだわりがあって、『婦人画報』のお取り寄せギフトにも選定されているというセレブなスイーツです。
4.地元農家さんの野菜ジャム
市内でジャム工房をされているプチ果房ヴァリエさんからは、秋にぴったりバターナッツかぼちゃのジャムを入荷させていただきました。地産地消って素敵、そんなことを感じさせる商品です。イベントでは、ヴァリエさんのジャム好きです!という女性のお客様が結構いらっしゃって地元で愛されているジャム屋さんであることを知りました♪
5.竹のeco歯ブラシ
竹のeco歯ブラシ2本入り。日本の竹とポリ乳酸(トウモロコシ由来)でできたプラスチックフリーな歯ブラシ。ブラシの部分は馬毛。
1年間に世界で廃棄されるプラスチック製歯ブラシの量は、おおよそ36億本だとか。そのうち日本は4.5億本の廃棄量となっているのは心苦しいところ。環境の仕事を始めたよ、と知人に話すと、「きく子さんの話を聞いて、竹の歯ブラシ買いました!」と教えてくれる方がいて、歯ブラシからエコライフに入る方もいる、ということに気づきました。
そして、プラスチック削減のエコフレンドリーな歯ブラシのリサーチを色々してきた中で、やっぱり日本製のものが使いたいの!と思ってたどり着いたのがこの歯ブラシ。日本の竹を使っているのも良い!そして、医療用や子供の歯ブラシなどを作っている日本の歯ブラシ専門メーカーが製造しているのも安心。実際に使ってみると磨き心地は柔らかめで優しくブラッシングすると心地よく磨けます。ただ、正直なところ、お値段は2本で1000円というのは結構、エコ歯ブラシの中ではリーズナブルなのですが、売れ行きを見るとそれでも高いと思われるんだろうなぁ、というのは痛感しました。
通常のプラスチック歯ブラシより性能が良いのか?環境に良いから高いものを買いましょうではダメ、そんなご意見をこれまでも聞いてきまして、ジレンマが一番感じてしまうのがこの”歯ブラシ問題”なのですが・・・プラゴミを削減する、という関心を持ってもらえたらという観点で、仕入れてみました。
6.こんぶのせっけん~温暖化対策の取り組み~
7.紙製ボトルの日焼け止め(展示)&8.SDGsのおススメ本
展示品では、紙製の日焼け止め製品を開発したSunshine Delight さんの商品を置かせていただきました。私が応援しているプロダクトです!
そして、となりにある『SDGsの超きほん』もとってもおススメ!!子供だけでなく、ぜひママ世代や大人の方に読んでいただきたい一冊。
9.竹パルプとバガスのエコテイクアウト容器(展示)
コロナでテイクアウトの需要が増し、おうちでも手軽に美味しいごはんが食べられるようになりましたね。しかしそれによってプラゴミも増加。また、消費者的にはテイクアウトするとプラゴミがかさばって困る・・・という悩みも。ぜひエコ容器を導入してもらいたいなぁ、という想いで、展示させていただきました。
”SDGsに触れるエコフレンドリーショップ”と名づけ、出展させていただいた今回のイベント。ひとりでも多くの方に、プラスチックゴミ削減、食料自給率のこと、地産地消、日本の生産者さんのことを感じてSDGsへの関心に触れていただけたらうれしいです。