こんにちは、KANKIKUこと環境のきく子です。さて、今日のテーマですが、日本経済新聞の2月10日付の記事より、山梨で進められている日本ワインを発信するためのワイン博物館設置について、私見を述べさせていただきたく、本日は付き合いいただけましたら幸いです。
1.山梨県、ワイン博物館設置を検討「国際的拠点めざす」
わが家事情ですが、今月2月から、夫の意向により、日本経済新聞を購読し始めました。夫曰く2026年新年、心機一転新聞を読み始めたら「経済のことをもっと知りたい。朝日新聞は広告だらけで内容がぺらっぺらだ」と言い(※個人の感想です。)日経新聞にしたら、ご満足の模様。わたしも、こだわりがあるわけではないので、日本経済新聞を読み始めました。
2月10日の朝刊。「日本ワインの文化発信へ 山梨県、博物館設置を検討」というのが目に入りました。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO94306990Z00C26A2L92000
わたくし、国消国産推進、コンテナ船や航空便を使い二酸化炭素排出させて、ワインを海外から輸入するよりワインが飲みたければ、日本ワインを飲めば良いじゃない、と思っております。実際に、日本ワインに積極的にアンテナを立てていただくようになったら、こんな美味しいワインが日本にたくさんあるなら、輸入してこなくていいのでは?と思っているくらい満足なのです。(おすすめの日本ワインの紹介も近いうちしていけたらと思います!)
さて、そんななか、この記事はわたしの目にどう止まったか。
博物館いりますか??公費を使って作った先に、費用対効果は見込めますか?
記事を読んでいくと、北海道、長野、山形、新潟など各地のワイン関係者約140人が参加し、甲府市内で開いた「日本ワインサミット2026」で山梨県の長崎幸太郎知事が「山梨県は県産ワインだけでなく、日本ワイン全体をけん引する使命を担う」と語ったそうだ。
確かに、日本のワインは、フランスやオーストラリアなどにも負けず劣らず、とても上質で美味しい。「その存在感は海外市場で着実に高まり、次の段階に進みつつある。世界中から人が訪れる国際的な拠点をめざす」と意欲を見せたとのこと。
甲府市内で日本全国から140人も集まってくれるワインサミットなんか開いたら(きっと男性が多い集まりでしょうか)、盛り上がってしまうことでしょう。
2016年に設置された仏ボルドーのワイン博物館の日本版をイメージしているとのこと。

記事をさらに見ていくと、「サミットでは26年中にも長野県のワイナリー数が山梨県を抜いてトップになる見込みとの話題も出た。ただ、新設3年までのワイナリーの6割近くが赤字であることや原料のブドウを確保できていない問題が指摘された」
実は、気候変動により世界中のワイナリーでも栽培に支障が出ているのもあるし、ワインの消費量若い人を中心に減少しているとのこと、それでも、すくなくとも日本では日本ワインへの関心が高まり、新ブランドのワインが増えて、ワイナリーが増えている。でもワインというかお酒自体の消費量が減ってきていて、みなさんも実感があるように、あの手この手でビール業界もCMバンバン流して、お酒を勧めている風潮。そこに日本ワインも世界に販路を拡大して増やしていきたい、うーむ。どうでしょうか。
日本ワインは国内では、より多くの大人の消費者に知ってもらいたいし、ファンが増えたらうれしいとは思います。わたしも、好きですし。
しかし、だからここで、大々的にワイン博物館を建設したところで、経済効果は見込めるのか?しかも、山梨県で・・・
まずは、日本の国内でワイン飲むならボジョレーヌーボーではなく、日本ワイン、というように身近な人たちにとって身近な存在にしていくこと。わたしなんかは、百貨店のワインフェアやワインバー、居酒屋で開かれる日本のワイナリーの方が地域ごとに集まった「東北ワイン試飲会、山陰ワイナリー試飲会」などと言うようなイベントのほうが魅力的に感じます。
あとは、やはり旅行した時に、それぞれのワイナリーを巡るのも楽しい。どんなところでぶどうが栽培されているのか、というのを実際に見て、その土地の空気を吸って、インスピレーションを膨らます。
なので、ワイン博物館よりも、各ワイナリーの栽培にかかる農業支援や販路開拓のための出張補助金を出すほうが現実的なのではないかなぁ・・・
そんなにワインのことを体系的に学術的に学びたいものでしょうかネ・・・今の私たち市民は・・・
きっと、甲府市内でのワインサミットで盛り上がったんでしょう。日本ワインを盛り上げるのは大賛成ですが・・・ワイン博物館の建設は、どうなのか?疑問がわたしには残ります。ボルドーワイン博物館並みの建物を建設するとなると、そのコストはいかほどか・・・そして、そこまでして日本ワインの規模を大きくする必要は本当にあるのか、まずは日本国内で生産者と消費者がつながっていく絆を作ることの方が大事だと思います。
