こんにちは。KANKIKUこと環境のきく子です。

連載コラムの更新を今日はお休みして、先日5月21日の日本経済新聞の記事をピックアップ。

ナフサ不足で変わる店頭 ヨーカ堂、刺し身の蓋をプラからラップに

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC190D90Z10C26A5000000

中東情勢の悪化によるナフサ不足から、各大手小売りも対策を打ち始めた。

・ヨーカ堂は総菜売り場で焼き鳥や天ぷらなど一部商品でプラスチック容器を耐油性の紙包装に代替する

・イオンではトップバリュでプラ削減の包装資材に切り替え。「かに風味かまぼこフレーク」で従来のトレー包装をなくした。また、「大盛麺&つゆ」でも薬味を省き、梅雨を入れるカップをなくし容器の構造を簡素化。

・ファミリーマートではサンドイッチの包装でブランドロゴの印刷を白黒に。弁当容器も共通化

など、ここに挙げるのはほんの一部だが、確実に「無駄な資材を抜いたりしていきたい」という意識を感じ、プラ削減大賛成のわたしのような人間からしたら朗報である。

食品の発泡スチロールトレーなどの大手エフピコによると、原料の価格上昇により、すべてのプラスチック包材が6月1日より20%超の値上げがされることを発表。しかし、そもそも、ポリ袋やプラパックなどの包材を仕入れたくてもモノがなくて買えない、という状況であるという話も聞く。

これを機に、今まで過剰に包装されていた商品の無駄なプラスチック包材を削減したり、売り方、買い方の意識改革をできるチャンスだと前向きにとらえたい。

が・・・

先日読み終えた『欲と偽善のサステナビリティ』(2026年4月刊行講談社)によると、プラスチックリサイクルの難しさを述べながら、

消費者が毎日捨てるモノは、マテリアルフットプリント全体の15%にすぎない。残りは、化石燃料や園療養バイオマス、鉱業セクターやインフラ、建築物の廃棄物が占める。たとえ消費財をすべてリサイクルできたとしても、それだけでは経済全体のマテリアルフットプリントにほとんど影響を与えないだろう。

と書かれていた。

https://amzn.asia/d/09y1GTRC

まぁ、そうだとは思ってはいたが、となると、小売りでわたしたち”生活者”が、消費する食品のプラ包装の量なんて、削減したところで何も効果はないのかと思うと無力感を覚える。

とは言っても、メーカー、小売り業界からしたらナフサ不足で原価高騰なうえに在庫なし、となれば包材を削減するのはせざるを得ないから。

だから、減らせるものは減らす。それは間違っていない。やれることはやる。

二酸化炭素排出総量の15%程度のちっぽけなことだろうけど、日本の大手小売店で商品のパッケージングが少しでもプラ削減になることは、良いことなので、全面的に応援、大賛成!!

ところで、

上記に紹介した本は、環境オタクの私としては、読むべき本だと思ったので2650円も払って書店で購入し読んだが、英語の翻訳本ということもあり、やたらに話が長くて長くて、全部目を通したが、ほとんど頭に入ってこなかった。おそらく、4分の一くらいの内容でないと、読者には伝わらなかっただろう。英語圏の人ってどうしてあんなに、自信満々でしゃべりたがるのだろうか。活字になっても。本が長すぎておばちゃん飽きちゃったよ。

印象に残ったところと言えば、サウジアラビアに近未来型のサステナブル新都市「NEOM」が開発されていてそこに建築されるTHE LINEは、本当にサステナビリティに作られている?わけないだろう、という話に深く納得、憤りを覚えたくらいだ。

前途多難というか、もう石油もないと困るって生活だし、先進国の人々はもとより、新興国の人達も質素で不便な暮らしには戻りたくないだろうし、大金持ちは地球がダメなら火星に行けば良いじゃない?っていう思想なのか、この地球に未来はあるのか、憂うしかないが、わたしには子どもがいるので、責任を感じる。彼らの未来のために、できることはやる、それだけ。

話は、小売り店のプラ包材の話に戻るが、プラの過剰包装で石油の無駄遣いしすぎてたよね、石油依存しすぎかもね、実は多くの消費者が「こんなにプラゴミでるのは変だ」と思っているのです、大丈夫、過剰包装をやめても売り上げは落ちません。包材のコストを抑えられるのだからお互いによろしいのではないでしょうか。