プラスチック包装を減らしたいなぁ、日本の食料自給率の向上に何かできることをしたいなぁ、ということで!それなら、国内自給率98%のお米をもっと食べようではないか!そのお米を、紙製米袋でどーんと買ってやろうではないか!と思い立ち、近所のお米専門店に自転車を飛ばして20㎏買ってきました。

もともとお米大好きな我が家では、4人家族で1回、2.5合から3合は炊いて、毎日平均2食はお米を食べています。夫の実家でお米を作っていることもあり、実家に帰省した際は、お米をたんまりいただいて帰るのですが、このコロナの状況で、なかなか送ってもらうのも憚られることもあったり、お米の置き場所のスペースを考え、ここ最近はずっと、5㎏の無洗米をちょこちょこ買っていました。ある日、その実家からのお米を入れていた大きな紙製米袋が出てきまして、これにお米を量り売りしてもらえば、脱プラなお買い物にもなるじゃ~ん、ということで、暑さが和らいだある日の夕方、近所のお米専門店を探し出し、勇気を出してお店に入りました。

「すみません、この米袋にお米を量り売りで買いたいのですが、できますか?」

と訊ねると、お米店の店主さんが、”おっ、なんだか珍しい客が来た”という表情になりました。

「どんな米がいいのかい?」と聞かれ、

「あの、手ごろな値段のおススメのお米であれば何でもいいんです、この紙袋にさえ入れていただければ。」

「何キロくらい?玄米で欲しいの?それとも、精米したほうがいい?」そんなことまで、聞いてくださり、精米にして値段も手ごろなおススメのお米ということで、米袋の大きさとわたしの気合で、「20㎏買っていきますっ」とお願いしました。

お米の量り売り@近所のお米商店

米屋の店主さんに相談し、今回購入したのは、石川県産のミルキークィーン。

店主さんが店の奥から、めちゃめちゃ重そうな玄米の入った米袋を抱えてきて、精米機にどわーっと投入、目の前でついてくださり、自転車の荷台(子供載せシート)に乗っけてもらい、「荷台が重たそうだけど、大丈夫かい??」などと心配していただきつつ、ふらふらと運転しながら、家に持ち帰りました~。一度に8000円程度のお米を買うという初体験をしたこの太っ腹な珍しい個人客に、ふりかけと即席みそ汁のおまけをつけてくれたお米屋さん、ありがとうございます!

初めての「ミルキークイーン」。つきたてのお米は、お餅のような香りが口の中に広がり、美味しい!!その日は、4人で3合たいらげました~。

お米は、生鮮食品です、と書かれている袋がよくありますね。夏場は1か月を目安に食べきってください、と。1か月で20㎏食べきるのは少々厳しいですが、美味しい石川県産のミルキークィーンを美味しいうちにいただけるように、朝食も和食の日を増やしたり、会社に行く夫におにぎり握って持たせてみたり、夜はお米たっぷり食べたくなるようなカレーライスにしたり。お米を食べて、食料自給率アップだ!とモリモリ食べて、暑い夏を元気に乗り切るぞ!!

探してみると、紙製米袋でお米を量り売りしてくれるところは地域各所にけっこうありますので、よかったらお米をわざわざ選んで買いに行ってみるのもおススメです♪