”読むとSDGsが身近に感じられるエコフレンドリーなブログ”『KANKIKU FOR THE FUTURE』を読みに来ていただきありがとうございます!

みなさんはSDGsについてどういうイメージ、理解がありますか?

SDGs(エス・ディー・ジーズ)は、Sustainable Development Goals の略で、持続可能な開発目標と日本語はそう訳されます。2015年国連サミットの加盟国全会一致で採択された国際目標で、2030年までに17の項目について、環境・人権問題などの課題改善に取り組むというもの。

SDGsのイメージ、これまで何人もの人に聞いてみました。今年の初頭くらいでしょうか、ある方は「うちの会社の上層部は、おそらくSDGsっていう言葉も知らないかもしれない」と言っていました。その頃は、たいていの一般的な大人たちに聞くと、「SDGsって最近耳にするけれど、よくわからない、SD・・なんだっけ、Gか!環境問題に取り組もうみたいなことだよね」という声が多数でした。一方で、小学校では4月の新学期に入り、授業でSDGsを学び始めているそうで、「SDジーンズ!」と言っちゃう子もいながら、理解を深め、大人よりも詳しくなってきています。

SDGsねぇ、サスティナブルデベロップメントゴールズ=持続可能な開発目標。これじゃ、日本人になかなかピンとこないのは否めない。テレビ局などメディアがせっせと取り上げ、身近にとらえてもらおうというイメージ戦略は見られるものの、流行語化してしまわないようにうまく浸透させるのは、けっこう至難の業かと思われます。

そんなこんなもありますが、最近、本当この春くらいから、SDGsという言葉がキャッチ―になってきたのもあり、人々の関心というか関心を持たなざるを得ない流れが出てきて、環境問題に取り組んでいます、と言うよりも「SDGsにどう取り組んでいるか」ということは各企業が求められてきているようになってきました。そんなこともあり、わたしも取り組んでいる環境関連分野について一言で説明するときに「SDGs関連の営業支援を始めた」とあえて言うことにしました。

ただ、ブログタイトルにSDGsが身近に感じられる、などと謳っていますが、本当のところはSDGsという言葉はあまり使いたくないんです。なぜかというと、多岐に渡りすぎていて、SDGsに取組んでいますといっても、もしかしたらそのSDGsのイメージは、「アフリカの経済支援に取り組むSDGs」とか「福祉に取り組むSDGs」「LGBTの活動支援のSDGs」かもしれませんよね。

わたしは、2020年昨年のパンデミックをきっかけに、日本のプラスチックゴミの一人当たりの排出量が世界で第2位であること(2018年国連環境計画の報告書より)、食料自給率がカロリーベースで38%しかないという数字に危機感を覚え、これらの社会課題の改善に、全力で取り組んでみたい、という想いから、KANKIKUを立ち上げました。

色々とリサーチしたり模索したり、取り組みを進める中で、プラゴミ削減は、ゴミ処理問題につながり、ゴミ処理問題はCO2削減、温暖化対策につながり・・・食料自給率の問題というのは、海外貿易戦略の問題でもあり、食の安全の問題にもつながり・・・すべてが環境問題につながっていることに気づき、これらに全力で取り組もうとするとキャパシティが足りず、自分がこのままでは何も成し遂げられないのではないか、という不安に陥りそうになったりとなかなか大変なのです。

ただ、2030年までに、というゴール目標はわかりやすいと思います。あと9年。それほどまでに、今から取り組まないと、「地球が壊れてしまう」というところまで来ているわけなので、決して楽観はできないのですが。わたしも、事業ビジョンとして、「2030年を見据えて」取り組んでいくという方針のもと、KANKIKUとして、取り組むべき目標は下記の5つにフォーカスを当てていきたいと思っています。

日本のプラスチックゴミ削減、過剰包装社会を見直す、地産地消に取組み一次産業を支える、プラスチックゴミ削減は海の環境を守ること、二酸化炭素削減に取り組む商品開発支援、エコフレンドリーな消費社会=つくる責任、つかう責任、そして捨てる責任も考えること。陸の豊かさを守る=限りある森林資源、水資源、野生動物の生態を守る。

やりたいことはたくさんあります。アイデアもたくさん湧いてきます。すべては、エコフレンドリーな社会に変えていきたい、という目標に通じています。

このブログを通して、KANKIKUが取り組んでいることをお伝えし、SDGsの一部分でもいいから、関心をもって取り組んでみたいな、そんな風に思ってもらえる、そして一緒に未来について考えるきっかけになれば嬉しいです!!